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足は体の中でも特にむくみが起きやすい場所ですが、男性と女性では明らかに女性のほうがむくみに悩まされている方が多いという事実があります。その理由は一つだけではなく、女性特有の様々な要素が「むくみ」との関わりを持っています。どうして私たちの足はむくみやすく、テレビや書籍などで適度な運動を薦めることが多いのでしょうか?その理由について、順を追って紹介していきたいと思います。

どうして足はむくみやすいの?心臓との距離の関係

四足歩行の動物とは違い、私たちの足は心臓から離れた位置にあります。心臓から足に血液を送り出すときは、重力の力がプラスになるので特に問題はないのですが、足先から血液やリンパ液を心臓に戻すときは重力が邪魔になってしまいます。このため足は血液やリンパ液の流れが悪くなりやすく、余分な水分の回収が追いつかないために足がむくんでしまうのです。

とはいっても、全ての人が足のむくみに悩まされているわけではありません。人間の体には「むくみ」が起きないようにするための機能が備わっているのです。特に男性の場合は、この機能の効果を得られやすいことが女性よりもむくみが少ない理由です。この機能こそが次に紹介する「筋肉ポンプ」作用です。

適度な運動が大切な理由。血流を促進する「筋肉ポンプ」作用

足先から血液やリンパ液を心臓に戻すときは重力が邪魔になって流れが悪くなりやすいですが、適度な運動をして体を動かすことにより「筋肉ポンプ」の効果で血流を促進されることができます。歩いたりして体を動かすことで、筋肉が収縮して静脈やリンパ管が適度に圧迫さると、搾り出すように血液やリンパ液が押し上げられて心臓へと送り出してくれるのです。

この筋肉ポンプを効果的に働かせるには、ただ単に動けばいいというわけではありません。ふくらはぎにある「腓腹筋(ひふくきん)」を上手く利用することが大切です。簡単な方法は「歩くこと」なのですが、ダラダラと歩いていても効果は期待できません。筋肉ポンプ作用を求める場合は、以下のような点に注意して歩いてみてください。

  • 流れるようにリズムよく早めに歩く。
  • 自分の足一つ分くらい歩幅を開くようにする。
  • 歩くときは膝から前に出して、踵から付くようにする。
  • 後ろ足で地面を蹴らないように気をつける。
  • 肘を90度に曲げて、腕を大きく振って歩く。
  • 鼻から息を吸って、口で息を吐くようにする。

これらのことに気をつけて歩くだけで、ただダラダラと歩くよりも効果的に血液やリンパ液の流れを促すことができます。中でもリズムよく早歩きすることは簡単にできると思うので、通勤・通学時などに是非お試しください。

男性よりも、女性の足がむくみやすい5つの理由

男性に比べて女性のほうがむくみやすい理由には、女性特有の様々な要素が関係しています。その中でもむくみへの影響が大きい5つの理由について紹介していきます。

  • 男性よりも筋肉量が少ない。
  • 皮膚の弾力が男性よりもやわらかい。
  • タイトな服装を好む女性が多い。
  • ハイヒール・ブーツによる影響。
  • 極端なダイエットをしてしまう。

    男性よりも筋肉量が少ない

    女性は一般的に男性よりも筋肉量が少ないため、「筋肉ポンプ」によって得られる効果も少なくなります。むくみを防ぐためには適度に運動をして筋力をアップさせることも大切です。

    皮膚の弾力が男性よりもやわらかい

    女性は皮膚の弾力がやわらかいので、静脈に水分を押し出す力が弱くなり皮下組織に余分な水分が溜まりやすくなります。結果として、むくみが起きやすくなってしまうのです。

    タイトな服装を好む女性が多い

    スタイルをよく見せたいあまり、タイトな服装ばかり好んで着てしまうと体を締めつけてしまい、むくみを招く原因となってしまいます。リンパ管は細くて潰れやすいので、リンパ液の流れを悪化させてしまいます。

    ハイヒール・ブーツによる影響

    ハイヒールは歩くときに足首がきちんと曲がらないので、筋肉があまり動かず筋肉ポンプの効果が得られにくくなります。またブーツも足を締めつけるため、血液やリンパ液の流れが悪くなります。

    極端なダイエットをしてしまう

    食事の量を大幅に減らしたり、肉類を一切食べないなど、極端なダイエットは禁物です。特にタンパク質が不足すると血管に水分が入りにくくなり「むくみ」の原因となってしまいます。栄養バランスを考えた食事を心がけるようにしてください。



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